私の名前はサクヤ。
 こんなことを言うと驚かれるかもしれないけれど、ろくろ首と呼ばれる妖怪です。
 私は生まれて12年目だけど、ちょっと恥ずかしい経験もしてるの。それを教えてあげるね。
「んっ。ゃっ。だめぇ」
 その日は朝からオマタがむずむずしちゃって、学校を休んでベッドで寝ていました。
 それでも、全然治らなくて、どうしたのかなって、手をあててみたの。
 そうしたら、すごく気持ちがよくて、手の動きが止まらなくて。
「ぁぅぅ、ふぅ、んっ」
 これが、発情なのかな。
 ろくろ首のお母さんとお稲荷さんのお父さんのハーフの私。
 お父さんは狐だから、娘の私にも発情期があるんじゃないかって教えてくれた。
 恥ずかしいことじゃなくて、当たり前のことだって教えてくれたけど。でも、やっぱり恥ずかしいよぉ。
「ぁぅ。だめ、指だけじゃ…でも、ペンとかは痛いし…あ、そうだ」
 私はゆっくりと首を伸ばす。
 今はまだ自分の身長と同じくらいしか伸ばせないけど、今日は十分。
 パンツを降ろし、自分のオマタを見る。
「うわぁ…こんな風になってるんだ」
 自分のがこんな風になってるなんて初めてしりました。
 ドキドキしながら、ペロって舐めてみる。
「ひゃぅっ」
 しょっぱくて変な味で、でも…すごく気持ちがよかった。
 何度も何度も自分のオマタを舐めって、なんどもおしっこもらしちゃって。
 その日以来、私は発情期が来るたびにそうやって自分で舐めてるの。
 えへへ。サクヤの恥ずかしいお話。どうだったかな?
 じゃあね、ばいば〜い




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